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金属および樹脂精密成形部品の製造・金型製作

独自のサプライチェーンと付加価値サービスにより、
日本品質・ローコストを実現し世界のものづくりを支える

香港に本社を構える、子会社 技連通国際有限公司グループ(以下TIHKグループ)との連携により、日系メーカーのサプライヤー(部品メーカー)として車載機器・OA機器・家電製品向けの機構部品・モジュールの製造・販売(日本国内・中国・EUなど)に取り組んでいます。
TIHKグループの中国拠点である東莞技連通電子有限公司(以下TEDG)は、T-NETグループのグルーバル調達機能および生産拠点を担っています。
さらには環境意識の高いEU圏を中心に需要が急激に増加している再生プラスチックのグローバル調達・販売事業にも取り組み脱炭素社会の実現にも貢献しています。

マグネシウム鋳造品 製品開発において部品の軽量化は重要なポイントになっています。マグネシウム鋳造品はアルミ製品に比べて軽量で強度も優れていますが、コスト面が課題となっています。TIHKグループではマグネシウム産出量世界一の中国広東省東莞市に、TEDGを構え、材料の現地調達から加工、製造、輸出まで一連のサービスで低コスト、高品質の製品を提供しています。
リサイクル再生材の活用 高度なリサイクル技術を用いた環境に配慮したものづくりも得意とするところです。特に環境意識の高いEU圏では、温暖化ガス排出削減率を引き上げるコミットを、EU各国は宣言しています。産業界におけるCO2排出量は、鉄鋼が全体の3~4割を占め、次にプラスチックが占めています。プラスチックリサイクルは、石油を原材料とした新品のプラスチック(バージン材)とのCO2排出比較でも、リサイクル材1トンに使われるCO2量は、バージン材1トンの生産に使用されるCO2量の約20%しか排出されず、また使用電気量でも約10%の省エネとなります。
複写機のトナーボックスにリサイクル再生材としてミルクボトル(北米やEU圏ではプラスチックのミルクボトルが一般的)を使用し、CO2排出量を減らす提案を各複写機メーカーに対して積極的に行っています。
3Dプリンタによる
試作品製造
3Dプリンタを用いた試作品製作なども得意とするところです。主には、お客さまが製品の機構設計や樹脂設計を行なうにあたっての形状確認や組み付け性といった検証を行なうために3Dプリンタによる試作を行なっています。さらにその後もグループでの生産拠点(TEDG)を活用し、製造まで対応することが可能。1点から数十万点まで幅広いニーズに対応できる点も強みです。