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特殊空調システム関連事業

空気を自在にコントロールし、
さまざまな施設に最適な空気環境を実現

空調・冷蔵・冷凍に関連した技術および温度・湿度技術を基盤に、食品、青果、鮮魚業界など幅広い分野に向けた空調ソリューションを提供しています。ASANETSU事業部として培った技術とノウハウをベースに生まれた独自性の強い技術・製品をコアに、お客さまの課題に応じてカスタマイズを施し、設計から調達、施工、保守に至るトータルなエンジニアリングサービスを提供できるのが当社の強みです。これにより、たとえば輸入した青い状態のバナナをエチレンガスの調節により黄色く熟成させ、低温・定温等の技術により青果物・鮮魚等食品の長期保存や出荷時期をコントロールして物流業界へのさらなる発展にも寄与しています。

特殊空調関連
エンジニアリング
空調・冷蔵・冷凍の技術を基盤に、果実の熟成を促す「追熟加工設備」や青果物の呼吸作用を抑えて長期貯蔵・通年流通を可能にする「CA貯蔵設備※」等の設計から調達、施工、保守までトータルなエンジニアリングサービスを提供しています。
追熟加工設備では、独自の設備および加工システムを導入し、バナナやアボカドといった青果物を大量になおかつ均一に熟成させることで、より美味しく見た目の良い物の提供に寄与しております。また、CA貯蔵設備では温度だけでなく庫内の空気組成までコントロールすることで、青果物の活動を抑制し低温貯蔵では不可能な長期貯蔵が可能です。
ASANETSU事業部では青果物の熟成から貯蔵まで、お客さまからのさまざまな要望に応えております。

※CA貯蔵・・・貯蔵庫内の温度を下げ、併せてガス濃度を調節することにより、果実の呼吸作用を抑制し、貯蔵性を高める方法

定温設備 保管における温度管理はさまざまなものの商品価値を維持において重要な要素です。こんなものを保管したい、という要望からお客さまとのヒアリングと今までの施工実績から最適な設備の提案を行います。貯蔵対象によっては加温設備や加湿設備を採用し、時には特注機器を導入することもあります。倉庫のみならず荷捌き場といった施設全体の温度管理を行うこともあり、食品流通のコールドチェーン化にも貢献しております。
自社ラボでの
研究体制
青果物を扱うお客さまから「新たな青果物の追熟・長期貯蔵を行いたい」といったご要望に応えるため、ASANETSU事業部では、お客さまが実際に取り扱う青果物を対象に自社で貯蔵試験を行うことができる「追熟設備」と「CA設備」を備えた実験ラボを保有しています。青果物は種類だけでなく生育環境や収穫時期によって特性が変わるため、実際に扱う青果物を対象に試験を行い、最適な設備づくりに努めております。

主な納入実績

主な納入実績
東洋埠頭(株)/東京青果(株)/福岡大同青果(株)/JAつがる弘前/(株)スミフルプロセスネットワーク/(株)ユニフルーティージャパン など

主な仕事内容

独自性の強い製品と技術を有するため、幅広い産業分野の課題に対して、当社でしか実現し得ない方法で解決へと導くことができる点で大きなやりがいを感じることができます。また、設計から調達、施工、保守までトータルな技術を経験できます。

  • 空調・冷蔵・冷凍の技術の研究
  • 空調・冷蔵・冷凍設備の設計・施工・メンテナンス