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「調達業務」という仕事を通じ、発電プラントの土台を築くよろこび「調達業務」という仕事を通じ、
発電プラントの土台を築くよろこび

S.T
エンジニアリング事業本部 運搬機械システム事業部
2012年入社 工学部機械工学科卒

私の仕事

設備をお客さま先に導入するまでの調達業務を担当しています。具体的にはベルトコンベアや燃料用タンクなど、発電プラントにおける運搬システムを導入するに際し、設備を作るベンダーとの価格交渉および納期調整、技術担当と連携して仕様の確認を行い、その上で価格・仕様・納期にマッチする国内外の工場を選定し、発注を行ないます。さらに発注後は納期までの工程管理として、発注した設備装置の進捗確認および当社の支給品(計器、スプロケット、ベルト、チェーンなど)の組み込み依頼を行ない、最終的に完成した設備をお客さまのプラントへ移送する手配までを行います。

「さまざまな役割の人々と協力しながら共通の目標を達成していく」という点にこの仕事の魅力を感じています。納入する設備の台数はコンベア10基など大型受注が基本であり、社内の営業技術担当や検査担当の他、外部の協力会社の製造担当、お客さまの窓口となる購買担当や技術担当など、さまざまな役割の人々が協力し合うことで設備の導入が実現します。そんな各部門のプロフェッショナルたちと一緒に仕事ができることは刺激的でもあり、「成長」という点においても確かな実感を得ています。
初めての調達業務を全面的に任された案件では、これまで当社でも前例のない特殊な仕様のコンベア調達を手掛けることになり、そこで製作工場と何度も打ち合わせを重ねていきました。さらに自社内の技術部とも連携の上、図面の修正を重ねるなど悪戦苦闘を重ねながら最終的なんとかかたちにすることができました。前例のない仕様だけに社内のノウハウを使うことができないもどかしさありましたが、関係各位と協力し合うことで、どんな高いハードルも必ずクリアできることを学びました。
今後、さらに仕事の幅を広げて、お客さまや協力会社との関係を確かなものとしていきたいという思いから、金属加工技術や機械、貿易に関する勉強を行っています。特に貿易に関しては海外の工場に発注をかける機会も増えつつあり、より有利に調達業務を進める上でも欠かせないと感じています。幅広く知識に磨きをかけ、いずれは海外のプラントの設備調達を海外のベンダーを使って実現するような、よりスケールの大きな調達業務を手掛けてみたいですね。

WORK SHOT

一日のスケジュール

7:00

起床
職場までの通勤時間は電車で約1時間。余裕をもって出社できるように心がけています。

8:45

出社
出社後まず、メールをチェック。本日の作業予定を確認します。

9:00

見積依頼・手配
技術部からの見積依頼・手配依頼事項をベンダーへ配信します。

12:00

昼食
事務所ビルの下のコンビニで買うことが多いですね。同じビル内にあるので、とても便利です。たまにはビル1階の定食屋で昼食をとることも。

13:00

手配、納本書類の作成
ベンダーと価格交渉・納期調整などを行った後、製作および手配依頼。客先への納品時に同梱する納入リストや製品に貼り付けるタグを作成します。

17:00

客先へ納品連絡
ベンダーから製品の運送会社情報、送り状などの情報を入手し、納品先の客先に納品予定時刻、荷物の大きさ(荷下ろし重機要請)を連絡する。

19:00

退社
基本的には真っ直ぐ家に帰って、ゆっくりします。

24:00

就寝
朝が弱いので早めに寝るようにしています。

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