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設計から施工までトータルな仕事でゼロから一つの設備を生み出す設計から施工までトータルな仕事で
ゼロから一つの設備を生み出す

T.I
エンジニアリング事業本部 ASANETSU事業部
2018年入社 理工学部理工学科卒

私の仕事

輸入した直後の青い状態のバナナを黄色く熟成させる「追熟加工装置」や、青果物を長期貯蔵するための「CA貯蔵設備」、その他、さまざまな食品加工分野に向けた「冷凍・低温・常温設備」といった設備の設計・施工を担当しています。具体的には、現場調査に基づく見積もり・積算を起点に、設備設置のためのレイアウト図面の作成、お客さまの要望に応じた空調機など他の設備機器の選定、工事を担当する施工業者の手配、さらには工事における工程管理や品質管理など、設計から施工、そして最終的なお客さまへの引き渡しまで、すべてをトータルに手がけています。

「経験の積み重ねに応じて、担当できる仕事の幅がどんどん増えていく」という点に仕事のやりがいを感じています。これまでは主に設計図を与えられての施工をメインに手がけてきましたが、最近では積算や設計も担当させてもらえるようになりました。これで設計から施工まで一連の工程すべてを担えるようになり、自分が設計したものが現場でかたちとなるダイナミズムを味わえるようになりました。また、扱うものがバナナをはじめとした果物や食品全般を新鮮な状態に保つ設備ということで、仕事を通じて果物や食品がどんな管理を経てスーパーに並ぶのかを理解できる、というのもやりがいの一つです。この仕事をする前は追熟加工という工程も、果物や食品がこんな厳密な温度管理を経てスーパーに並んでいることも知る由もありませんでした。そんな知的探究心が刺激されるような経験もまた大きな喜びだと言えます。
現在は、上司のサポートを必要とする場面も多く、まだまだ一人前とは言い難い状態です。少しでも多くの経験を積み、ゆくゆくは完全に自分一人で一つの設備やラインを設計し、立ち上げられるようになりたいですね。しかし、この技術はとても奥が深い世界であり、レイアウト設計だけでなく配管設計や電気設計、配電盤設計などといった設計要素もあり、熱力学やケーブル等の電材に関する知識も必要です。本当に学ぶことは多いのですが、一つひとつ確実に経験を積み、自分の中に取り込んでいきたいと思います。

WORK SHOT

一日のスケジュール

7:00

起床
職場までは電車・徒歩を含めて50分。余裕をもって出社できるよう心がけています。

8:45

出社
メールをチェックして、急ぎの要件などを確認。今日1日のスケジュールを確認します。

9:00

図面作成
現地調査で測定した値や過去の図面から、CADソフトを使用して書き起こします。

12:00

昼食
ビルの食堂や勤務先近くのお店で済ませます。

13:00

図面作成
午前中の続きです。上司に確認を取りながら、アドバイスをもとに修正を重ねます。

15:00

積算
図面作成が終了次第、機器の選定等の見積りを行います。

18:15

退社
業務のきりがよい所で仕事を終えます。机周りの整理整頓を行い、帰宅します。

24:00

就寝
就寝時間は日によって異なりますが、睡眠時間は7時間程度取れるようにしています。

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