新規サービス展開の経緯
新規サービス展開の経緯
私たちT-NET JAPANは、複数業界に渡り事業を展開していることからこれまで災害が発生した際にさまざまな業界に影響が及ぶ様子を目のあたりにしてきました。そのような経験から、社会貢献の意味合いが強い事業を行いたいという想いがありました。
現在、ESGやサステナビリティに関するソリューションは市場に浸透しているとは言い難い状況です。お客さま目線で考えると、どの会社の、どのサービスが自社にとって効果的なのか、わかりにくく、よほどしっかり比較検討しないと、どれが最適なサービスなのかを判断することが難しいと思います。
また、お客さまは、それぞれにお悩みをお持ちですが、それを相談できる相手がいなかったり、コンサルティング料金が高額なために相談をためらうケースもあるとお聞きします。
ESG経営・サステナブル経営は、すべての企業が取り組むべき内容です。当社が相談窓口になれば、そのようなお客さまが一歩を踏み出しやすくなるのではないか、との想いが当サービスの開発につながっています。
サービスの強み
どのようなところが御社の強みなのでしょうか?
当社は「技術」をキーワードに多角経営を行っています。そのためパートナー企業も、それぞれの事業において多数存在しており、多様な技術や事業領域を混ぜ合わせた新たなサービスを提供できることが、当社の強みとなります。
ESGやサステナビリティに関するサービスは、当社やパートナー各社が、それぞれ個々で活動するよりも、アライアンスを組んで包括的な提案を行う方が、より良いサービスを構築できるだろうと考えたのが今回のビジネスの起点ともなっています。
さらに当社のサステナビリティ推進部門とも連携を取りながら当サービスを展開しているため、各企業のサステナビリティ担当者さまに対し、伴走しながら現実的なサービスを提供できるところも、当社の強みだと思います。
新規サービスに込める想い
サステナビリティの概念が急速に広がる昨今の社会情勢をどう捉えていますか?
サステナビリティの広がりは、企業自身が社会に与える影響、また自身の中長期的な‘’あるべき姿‘’(方針や体制など)を見直す機会にもなっているので、ポジティブに受け止めています。
一方で、‘’課題解決‘’(対策や改善など)をコンサルタント任せにするのではなく、まずは企業内で検討、習得する習慣を浸透させることが大切だと思います。
サステナビリティを他人事と捉えるのではなく、一人ひとりが取り組むべき課題であると認識されるようになれば、より本質的なサステナビリティの実現に近づくと考えているからです。
新規サービスを通してどのような企業を、どのように支援したいとお考えですか?
ESG・サステナビリティを進めていきたいと考えている企業は沢山います。そして、それに関連する、良いサービスをもっている企業も多数存在します。そうした企業と企業をつなぐ役割を、このサービスを通じて担っていきたいと考えております。