ソフトカプセル

ソフトカプセル製造工程でのカサバー導入実績

主な対象工程
①カプセル成型・充填 潤滑油としてのオイルが油煙として発生。乾式除湿器の場合はロータエレメントの細孔をふさぎ、能力劣化の大きな原因となる。カサバーは液体エレメントなので油分を液内に取込むため、能力に問題はでません。
②乾燥 成型直後のカプセルは水分含有量が多いので、タンブラー乾燥機にて回転させながらゆっくりと乾燥を行う。その際カサバー調湿機の低温・低湿空気を用いれば、乾燥速度が向上します。
カサバーによるメリット
カプセル成型・充填 ソフトカプセルはゼラチン質でできているため、温湿度のコントロールは不可欠です。
また、成型工程では潤滑油としてのオイルが油煙として発生します。乾式除湿機では油煙がロータエレメントの細孔をふさいでしまうため、能力劣化の大きな原因となります。カサバーは液体エレメントのため油煙を液内に取込むため除湿能力に影響されません。
乾燥 成型直後のカプセルは水分含有量が多いので、タンブラー乾燥機にて回転させながらゆっくりと乾燥をおこないます。その際、カサバー調湿機の低温・低湿空気を用いれば均一で安定した乾燥ができ、乾燥ムラや液漏れが発生しません。
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酒造(放冷・圧搾・低温空調)

日本酒製造工程でのカサバー導入実績

主な対象工程
①浸漬
蒸しに必要な水分を米に与える
②放冷
蒸米を冷やす
③酒母
蒸米に麹・水・酵母を混ぜる
④もろみ(発酵)
酒母に更に蒸米・水・麹を入れて発酵
⑤圧搾
もろみを搾り新酒と酒粕に分ける
⑥酒粕置場

放冷工程でのメリット

(例)
カサバー送風空気 2℃、50%RH、2.2g/kg’(放冷機吹込条件)
カサバーによるメリット
低温低湿の空気が簡単につくれます! 冷却除湿方式でマイナス温度の空気をつくると凍結するため解凍作業が必要ですが、カセン溶液は不凍液のため極低温でも問題ありません。蒸米の冷却が年中通じて飛躍的に早くなります!
クリーン送風が可能です! カセン溶液は清浄作用があるため、クリーンな送風が可能です。食品業界に対する厳しい衛生管理に最適です。

圧搾・酒粕置場工程でのメリット

(例)
室温 15℃、50%RH、5.3g/kg
カサバー送風空気 8.5℃、55%RH、3.9g/kg
カサバーによるメリット
水洗浄後の乾燥が早い! 圧搾室は多量の洗浄水により、室内の相対湿度が高くなりカビの繁殖に好条件な環境になりがちです。
カサバーによる低温乾燥された空気を送ることにより、室内水分の速乾性が上がりカビの繁殖を防ぎます。
クリーン送風が可能です! カセン溶液は清浄作用があるため、クリーンな送風が可能です。食品業界に対する厳しい衛生管理に最適です。
ツンとする臭いが緩和されます! 室内湿度を適正に保つと、目に見えない程度に残った酒粕も腐敗しにくくなりツンとした臭いが抑えられます。
室内壁面の黒カビ発生も抑えられます! 同様にカビの発生も抑制されます。

浸漬・酒母・発酵でのメリット

(例)
室温 10℃、50%RH、3.8g/kg
カサバー送風空気 3.6℃、58%RH、2.9g/kg
カサバーによるメリット
低温環境が安定して供給できます。 他の工程に導入したカサバー向けユーティリティ設備を共用することにより、浸漬や酒母工程などの低温空調もまかなうことも可能です。
カサバー装置は長期にわたり使用が可能です。 カサバーはその本体をFRP(繊維強化プラスティック)で製作しているため、腐食の心配がありません。
保守メンテナンスを続けていただくことで長期間に渡りご使用いただけます。
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製糖(サイロ・ビン)

製糖工程での導入実績

製造された砂糖類はクーラーで冷却後、シュガービン(サイロ)でエイジング(調温、調湿)しながら保管されます。
グラニュ糖やザラメは結晶化状態の砂糖のため水分が多いと固まりやすくなり、上白糖などは水分を含んだ転化糖で表面が覆われているので、乾燥させすぎると固まってしまいます。
そのため、カサバーにより除菌されたクリーンな調湿空気でエイジングをおこないます。
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その他の食品

食品での導入実績

粉体調味料

粉体調味料は高湿雰囲気では水分を吸収しやすく固形化しやすくなってしまいます。空気の状態を高温にすることで相対湿度を下げることはできますが、製品の品質が劣化するなど影響がある場合はカサバーの低温低湿環境が最適です。

乾燥食品

フリーズドライ食品など低温乾燥された食品は包装時などに余分な水分を取込んでしまうと開封時までに品質の劣化が起こりやすくなります。カサバー空気で包装室環境を低温・低湿でクリーンな環境にすることにより品質維持と異物混入防止に寄与します。
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ガラス(自動車用合せ硝子)

自動車用合わせガラス製造工程の導入実績

2枚のガラスの間に透明の中間膜(ビニル系フィルム)をはさみ貼り合せます。この中間膜は温湿度に敏感な素材のため保管の際は低温低湿な環境が必要となります。また、貼合せ時は接着面に水分が含まれると気泡発生不良の原因となるため、脱湿としてカサバーが使用されています。
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製鉄所(コイル防錆ヤード)

冷延コイルヤードでの導入実績

焼鈍工程を終えたコイルは100℃程度で冷却ヤードに搬入され、カサバーで冷却除湿された空気にて40℃まで冷却されます。
この際コイルヤード内の湿度を30%以下に抑えて錆の発生を防いでいます。
また、短時間で冷却することにより仕掛り時間を短縮しています。
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納入実績
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