Cross Talk
[対談]
エンジニア
派遣って?
ES事業部 テクニカルサービス1部
営業事務として7年間メーカーに勤務したあと、専門的なスキルを身につけて働きたいと一念発起。文系で未経験だったが、職業訓練校を経て入社。現在も自主的に学びながら、スキルアップに励んでいる。
ES事業部 テクニカルサービス1部
ものづくりの道を目指し、学びの場を大学から職業訓練校へ移し、専門技術を習得。入社後は技術者派遣のみならず、ES事業部のテクニカルセンター講師も経験。現在はエンジニアをまとめるグループリーダーとして、メンバーの相談にも乗っている。
研修期間は個々のレベルに合わせ
基礎から実務に近い形まで多彩に学べる
- S.R
それぞれ入社時期が違うので、研修の形態も違いますよね。私はちょうど新卒のメンバーと同時期入社で、十数人が一緒に研修を受けました。職業訓練校で1年間CADを学んでからの入社だったので、技術的な基礎は分かっていました。でも社会人としての経験は無く、マナー教育がありがたかったです。課外研修もあり、OJTに近い実践的な内容で研修を受けられました。講師も沢山いて、一人一人個別対応をしてもらえたことも良かったです。
- I.K
私は神戸の研修センター出身で、数人で研修を受けました。私も職業訓練校で学んでいたものの、コロナ禍で休校が続き、十分学んでからの入社とはなりませんでした。入社後もコロナ禍でお客さまのプロジェクトが止まることもありましたが、逆に長く研修期間をいただくことができ、製図の基礎知識や図面の読み方、3D、ソリッドワークスなど幅広く、またしっかりと教えていただきました。
- S.R
個々のレベルに合わせて研修プログラムを組み立ててくれるので、経験者でも未経験者でも、納得して学べますよね。その柔軟性がありがたく、何でも質問しやすい環境がありました。基本的には配属先が決まると、そのお客さまのルールや求められているスキルについても学ぶことになります。
- I.K
実務に近い経験をたくさんさせていただいたと思います。単にCADソフトの操作を学び、部品形状が作れればいいというだけでなく、仕様変更による修正というような、実務を意識したモデリング方法を学ぶことができました。また私の場合は時間があったので、基礎を学んだあとで基板を格納するマイコンケースの作成も、実際の案件と同じような流れで経験できたんです。他部署の社員を実際のお客さまと見立て、要件定義から基本設計・詳細設計・レビュー・修正・テスト・納品まで、ものづくりの一連の流れを学べたのは貴重な経験でした。
派遣だけど、一人じゃない。
先輩やチームが助けてくれる
- S.R
配属に関しては、営業にやりたいことについて提示し、希望に近い配属先を探してもらうことができました。業務に関しては、CADには自信があり、設計の仕事はやっていけそうだと感じていましたが、配属の環境についてはわからないこともあり、不安でしたね。しかし最初の配属先はティーネットジャパンの先輩がいるお客さまで、担当業務も同じだったので、つきっきりで面倒をみてもらい、そこは本当に頼りになりました。
- I.K
私も配属先にはティーネットジャパンの先輩がいて、何でも相談できました。業務は別でしたが、社内ルールなどを教えていただき、月に1回はミーティングを行っていたので、一人で配属先で就業している感覚はなかったです。業務については先方の社員に指導していただき、待遇や対応も社員と変わらないものでした。
- S.R
最初の配属先には基本的にティーネットジャパンの社員がいて、サポートする体制があります。その点は安心ですね。私は仕事のやり方だけではなく、考え方についても先輩に大きな影響を受けました。CADは使えたものの、実際のものづくりの経験がなかったので、最初はPCツールに頼った設計しかできませんでした。そんなときに先輩に「PCと仕事をしすぎるな」と教わり、ハッとしたんです。実際のものづくりは、見て、触って、設計することだとそこで学びましたが、その教えは今も大事なものとして残っています。
- I.K
配属先に頼れる先輩がいて、そんな風に教われるのは本当にありがたいですね。私はティーネットジャパン内のグループミーティングや、エリア会など、自社の仲間とつながれる機会が多いのもいいところだと思います。勉強会をしたり、気になることや困ったことがあればリーダーに相談することもできます。
- S.R
私はまさにそのグループリーダーを努めています。定期的に業務発表を行い、メンバーのスキルや働いている状況の把握、就業先の悩みなどを聞いて、必要なフォローをしています。比較的少人数で構成されているので、個々の様子を確認しやすいです。派遣といってもこうしたグループによる会社とのつながりもあるので、そこは安心して働けるんじゃないかと思います。
- I.K
グループリーダーは本当に頼れる存在です。先日、今までに経験したことのないイレギュラーな仕事で悩んだときは、個別のオンラインミーティングで相談させていただきました。その結果、業務をやり抜いて配属先の上長からも感謝されたんですが、頼れる会社の仲間の存在があってこその出来事でした。
PCに向かうだけではなく、
コミュニケーションも大切に
- S.R
先輩から教わった「PCと仕事をしすぎるな」ではありませんが、技術者の仕事はデスクに座って設計をしているだけではありません。設計以外のこまごまとした作業を担当するなど、泥臭い部分もたくさんあります。設計ができればOKと思っていると、ギャップを感じるかもしれませんね。私の最初の配属先は玩具メーカーだったんですが、模型の組み立てを一日中やっていたり、シールをデザインしたり、本当にさまざまな仕事を経験しました。
- I.K
確かに私も最初はパソコンでCADの操作している仕事なんだな、というイメージでした。でも設計をするといっても、強度計算や材料のことなど、幅広いことがわかっていないと、設計ができるとはいえないと思います。ソフトが使えればいいという仕事ではないなと本当に思いますね。任せてもらう業務は本当に幅が広いです。グループリーダーに相談した案件も原価見積の内容でした。でも私自身はいろんなことをやりたかったので、設計以外の仕事を任されてもプラスになると感じています。
- S.R
そう思えると、大きく成長できますよ。そして、コミュニケーションも非常に大事です。例えば、新人の頃や新しい配属先などでは、わからないことがあるのは当たり前です。だから人との関わりを大切にして、とにかく聞いていくことです。慣れるにつれて理解が進むし、そうなるとだんだん仕事が楽しくなっていくと思います。コミュニケーションを意識することで、成長は促進されます。
- I.K
それは確かに思います。私は未経験で知識がなかったので、いろんなことを人に聞かないといけませんでした。最初はとにかくわからないことが不安でしたが、入社半年ほどして振り返ってみると、「こんなことができるようになっている!」と実感できることが多かったです。アドバイスとしては、日々あまり溜め込まないで、気持ちの切り替えを意識することですね。
- S.R
本当にそうだと思います。ずっと大変さが続くわけではないので、めげずに頑張っていけば、成長も信頼も得られます。お客さま先で就業するという働き方の良さは、本来なら大企業に就職しなければできないような、大きく、最先端の仕事に携われることだと思います。さまざまな配属先に行くことで、多様な技術を学んでスキルアップできますし、それが自分の強みとなって、次の新しい案件や就業先にもつながります。
- I.K
一つの会社にいたら見られないものを、本当にたくさん見ることができていて、この仕事に就いて良かったと感じています。まだまだ知識も経験も不足していますが、機械設計全般の知識を身につけて、もっとたくさんの世界を見たいですね。私のような未経験からのスタートでも研修や先輩のサポートに支えられ、やりがいを持って働けるのが技術者派遣です。多くの方々に魅力を知ってもらい、チャレンジしていただけたらと思います。
- S.R
配属先で個々の技術者が努力することで信頼が厚くなれば、より多くのプロジェクトをティーネットジャパンのエンジニアに任せてもらうことができ、お客さまと手を組み、より多くの社会課題を解決することができます。そんな風に一緒に頑張っていける人が一人でも増えることを期待しています。